家の間取り図はどこをみるべき?チェックポイントを10個ご紹介!
希望の家に住むためには「間取り図」を見ておくことはとても重要です。
間取り図には、家の基本情報全てがつまっています。
きちんとチェックしておけば、住んでから「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくてすみます。
この記事では、家の間取り図を見るときのチェックポイントを10個紹介します。
間取り図は情報の宝庫です!欲しい住宅のイメージとすり合わせながらしっかりチェックしていきましょう!
家の間取り図から分かるのはどんなこと?
間取り図とは、部屋の位置や広さ、数、窓やドアの位置など、家の基本的な情報を平面図で確認できる図面のことをいいます。
建売住宅の場合、間取り図を見ることでその物件の情報を読み取ることができるため、家探しの一助となってくれるでしょう。
注文住宅であれば、欲しい住宅イメージを施工会社とすり合わせながら一から作成していくものになります。
間取り図からは、キッチンや玄関、浴室の配置以外にも、キッチンへ行くまでの動線や家に光が差し込む時間帯など、暮らしやすく生活するための情報まで読み取ることができます。
しかし間取り図は平面であるため、実際の開放感や窓の高さなど縦や奥行きなどを具体的に想像するのは難しいですよね。
空間のイメージを確認したいときは、CGや模型を準備している施工会社もありますので、担当者に聞いてみるといいでしょう。
間取り図をチェックするときのポイント
いざ間取り図を見てみると数字や英字の表記があり、どこをみれば何が分かるのかよく分からないかと思います。
ここでは間取り図を見るときのチェックポイント10個をご紹介します。
間取り図と照らし合わせつつチェックポイントを確認していきましょう!
部屋数
当然ですが、家族の人数によって必要な部屋数が違います。お子さんがいたら、それぞれ子供部屋が欲しいですよね。
お子さんがまだ小さい場合は、未来壁といって将来的に壁が作れるように補強することも可能です!
また部屋のある方角によって家の中の明るさは大きく変わるので、注意しましょう。
方角
全方角覚える必要はありません。間取り図で見るとNを指す方角が北になるので、これだけ覚えておきましょう。
南向き、東向きの部屋は光が差し込みやすいので明るくて過ごしやすく、リビングや子ども部屋に最適です。
北向きの部屋は反対に太陽の光が届きにくくなり部屋の温度が低くなりやすく、洗濯物を干す部屋には不向きといえます。
しかし南向きの部屋であっても、周りに高い建物があると光が遮られてしまうので、方角と合わせて周囲の状況もチェックすることが大事です。
音
家の近くに線路や交通量の多い道路がある場合は、音が気になるかもしれません。
その場合、寝室をできるだけ音が気になりそうな場所から離すなどの対策が必要です。
リビングの近くにトイレが配置されていたら気にならないか、寝室の近くに排水管が通っていたら気にならないかなど、住み始めたときのイメージしておきましょう。
視線
人通りが多い道路に玄関や窓が面している場合、外からの視線が気になるとゆっくりできませんよね。
その場合は、外構に目隠しフェンスを建てる、窓を視線の届かない高い位置に設置するなどの対策を立てるといいでしょう。
玄関からリビングが丸見えだと落ち着きませんので、来客からの視線を遮るような設計だと、なお安心です。
大きさ
間取り図の部屋の大きさは、一般的に「帖」または「㎡」で表記されています。
勘違いしやすいですが、間取り図上の部屋の計測は、壁の表面からではなく、壁の厚みの中心から測りますので気をつけてください。
部屋だけではなく収納スペースの大きさもしっかり確認しておきましょう。
扉の種類
間取り図を見れば、開き戸や引き戸など扉の種類も確認できます。
特に開き戸は、開く方向によって家具の配置にも関わってくるため、内開き・外開き・右か左のどちらに開くかも確認するようにしましょう。
生活動線
生活動線は、生活の中で人が家の中を移動する経路のことを指します。
動線が短く少ないほど、効率のいい動きができているということになります。
実際に動いてみるのが一番ですが、想像しづらければ、間取り図に直接書き込んでみるとイメージしやすくなりますよ。
収納
「収納が足りない・使いづらい」というのは、住宅ではよくあるお悩みです。
収納スペースを確認するときは、大きさ・高さ・幅など、必要なだけの収納があるか、今ある持ち物と照らし合わせつつチェックすることが大切です。
間取り図の収納スペースに色を塗ってみると、収納力が可視化されて分かりやすくなります。
窓
間取り図では、窓の数、開閉の種類や、設置箇所の確認もできます。
窓は部屋を明るくする以外に、風通しをよくするという面でも大切です。
風の通りをよくするには、1つの部屋に2方向の窓を開けるのが基本なので、どの位置に窓がついているかしっかり確認するようにしましょう。
安全性と利便性
数十年住むことを考えると、変化に対応できる家であるかを確認しておくことも大切です。
階段に手すりをつけられること、廊下に車いすが通れる幅の余裕があるかなども見ておくとリノベーションが必要になったときにも対応できます。
まとめ
家の間取り図を見るときのチェックポイントを10個紹介しました。
間取り図を見ると、部屋の数や大きさなどの部屋に関する情報から、収納、生活導線など、家の基本情報が分かります。
しかし間取り図は平面図であるため、空間を見るのは難しくなるので注意が必要です。
実際に書き込んでみることで、住んだ後の生活を想像しやすくなるので、家族で書き込みをしつつイメージしてみるのもいいかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
希望の家に住むためには「間取り図」を見ておくことはとても重要です。
間取り図には、家の基本情報全てがつまっています。
きちんとチェックしておけば、住んでから「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくてすみます。
間取り図は情報の宝庫です!欲しい住宅のイメージとすり合わせながらしっかりチェックしていきましょう!