モデルハウス見学行くなら必見!事前の準備や知っておくべき知識をご紹介
「家を建てたい!」と思ったら、まずはモデルハウスで実物を見学するのが、家づくりの早道です。
実際に建っているモデルハウスを見学することで、理想の家を具体的にイメージできるようになります。
しかし、モデルハウスに行くことが初めてだと何から始めていいか迷ってしまいますよね。
ここでは、モデルハウスに行く前の準備から当日チェックするべきポイントまでご紹介します。
モデルハウス見学を家づくりに活かすための参考にいかがでしょうか。
モデルハウスに行く前に準備をしておこう
モデルハウスを見学するときは、事前準備をしっかりしておくことで、当日慌てずに効率よく見て回ることができます。
資料請求をしておく
まずモデルハウス見学に行く前に複数のハウスメーカー資料を請求しておき、比較しておくことをおすすめします。
当日のモデルハウス見学でも資料やカタログは貰えますが、現地で内容を確認して見たいハウスメーカーを探すと時間がかかり、「思ったより見学できない」といった事態になりかねません。
また重いカタログは、広い住宅展示場を見て回るのに荷物になります。
「既にカタログを持っている」ことを伝えれば、当日は身軽に見学できます。
見学したいモデルハウスを厳選しておく
住宅展示場に行くと、いくつものモデルハウスがあり、どこから見学していいか迷ってしまいます。
ハウスメーカーが10社以上も常設してあることもあり、どのモデルハウスを見ようかと選ぶことからつまづいてしまうことも。
事前にハウスメーカーの資料を取り寄せて厳選しておけば、当日スムーズにモデルハウスを見て回ることができます。
気になるデザインや希望価格帯を決めておけば、当日聞きたいことを聞き洩らさずに済みます。
希望する条件をまとめておく
家づくりをする目途がある程度たっている場合、家族間で希望する条件をある程度まとめておきましょう。
デザインや間取り、部屋数など理想が固まっていれば、当日見学するポイントが決まります。
家族間で希望の条件がまとまっていないと、モデルハウスにいっても何を参考にしていいか分からなくなってしまいます。
要望をまとめたらリストアップしておき、何を優先したいかを明確にしておきましょう。
事前予約をしておく
住宅展示場にあるモデルハウスは、基本は予約不要で見学ができます。
一方で完成見学会など、住宅展示場以外のモデルハウスの多くは予約制となっています。
しかし住宅展示場にあるモデルハウスであっても、担当者に質問したいことがある場合や、混み合う土日祝の場合は予約をした方がいいでしょう。
事前予約で来場特典を貰えることもあるので、予約をしておいて損はありません。
見学当日の持ち物は?
モデルハウス見学の当日には下記のものを持っていくことをおすすめします。
・メジャー
・ノート
・筆記用具
・カメラ
気になる部分があれば採寸して、撮影して、記録に残しておくようにしましょう。
何度も採寸をしていくうちに採寸感覚が身につき、図面上からでも大体のサイズが分かるようになってきます。
モデルハウス見学当日のチェックポイント
モデルハウスへ見学に行くとその洗練された空間に、つい舞い上がってしまうもの。
「ただ見学して満足!」にならないためにも、チェックポイントを洗い出しておくことが大切です。
間取り
「収納は多めがいい」「キッチンは広い方がいい」など、なんとなく欲しい間取りのイメージが出来ていても、理想の間取りをイメージしようと思うとよく分からなくなる人も多いでしょう。
モデルハウスに行かなくても、図面上でも間取りは分かりますが、見学しないとリアルな想像はしづらくなります。
モデルハウスのいいところは、実際に動いて回ることで生活導線をチェックできるところです。
収納の量や位置、部屋数を家族と生活する空間と考え、今の暮らしだけではなく、10年後20年後の暮らしもイメージしてみましょう。
広さ・高さ
モデルハウスでは図面上では分からない、部屋の広さ・高さの感覚を掴むことができます。
数値上で広さ・高さを知っていても、実際に見学してみると「思ったより狭い」「思ったより天井が高い」と感じることが往々にしてあります。
気になる部分は採寸してメモしておくと、別のモデルハウスを見学するときや、家のリフォームをするときなどに役立ちます。
オプション
モデルハウスに行くと、最新設備を備えた浴室や開放感のある吹き抜けなどがあり、「住んでみたい!」と思わせるような仕掛けが盛りだくさんです。
しかし、これらの最新設備や豪華な仕様は標準設備ではなく、オプションとしてプラスで費用が発生する展示がされていることが多くあります。
そのため気になった設備があれば、どこまでが標準設備でどこからがオプションになるのかの確認を都度するようにした方がいいでしょう。
会社の得意を知る
ハウスメーカーや施工会社によって得意なデザインや構造は異なるため、モデルハウスにどのような構造が取り入れられているのかを知ることは、とても大切なことです。
どのモデルハウスにも特徴があり、外観・内観のデザインテイストの違いはもちろんのこと、独自の構造システムを持っている会社もあります。
モデルハウスを見学するときは、家づくりのどこに重点を置いているか、その会社の強みはどこなのかを担当者に確認するようにしましょう。
会社、営業担当者との相性
家づくりにおいて、設計・施工のクオリティは大事ですが、家の完成後のお付き合いも考えると、会社と営業担当者との相性も重要になります。
モデルハウスの説明をしてくれる担当者は、家づくり開始からずっと担当になる可能性のある人です。
施工スケジュールや住宅ローンの相談など、何度も連絡を取り合うことになるため、信頼できる担当者かどうかしっかり見極めましょう。
まとめ
モデルハウスの事前準備と当日見るポイントについて紹介しました。
モデルハウスには理想の家の形がぎゅっと詰め込まれているので、見ているだけでも楽しくなってきます。
理想の家づくりをするためには、明確な目的をもって見るべきポイントを絞ることで、より有意義にモデルハウス巡りをすることができます。
家づくりについてお悩みの方は、まずはモデルハウスへ足を運んでみましょう。