マイホームVS賃貸どちらがお得?徹底検証!
「1300万の差?マイホームVS賃貸どちらがお得?」
住まいは、人生において最も大きな買い物の一つです。
一生に一度の大きな買い物であり、生活にも密接に関わってくるので、慎重に検討する必要があります。
住まいの選択肢にはマイホームと賃貸がありますが、マイホームと賃貸では1300万円の差が出るとも言われており、「一体どちらがお得なの?!」と気になっている方も多いでしょう。
本記事では、マイホームと賃貸のメリット・デメリット、そしてかかる費用がどちらが多いのかについても詳しく解説していきます。
マイホームを買うか、賃貸にするかを決める参考にしてみてくださいね。
1.マイホームのメリット・デメリットとは?
マイホームを買った場合のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
マイホームの一番のメリットは「自分の資産として所有できる」という点です。
マイホームであれば好みの形にカスタマイズすることも可能で、場合によっては売ることもできます。
住宅ローン完済後は住居費の負担も軽くなるので、老後の生活も安心ですね。
しかし、自己資産として所有することは、固定資産税や都市計画税などの税金を支払う義務が発生します。
また、賃貸に比べて簡単に引っ越しができなくなるので、転勤になる可能性がある人など、生活の変化が予想しづらい人にとってはその点もデメリットになると言えるでしょう。
メリット
- 自分好みの住まいにカスタマイズできる
- 内装や設備などの品質が賃貸よりも高いことが多い
- 自己資産として保有できる
- 住宅ローン控除などの税制優遇がある
- 退職までにローンを完済すると老後の住居費の負担が減らせる
デメリット
- 簡単に引越しができない
- 収入の変化に対応しづらい
- 初期費用が高くなる
- 固定資産税・都市計画税がかかる
- マンションは修繕積立金、管理費、駐車場代がかかる
2.賃貸のメリット・デメリットは?
次に賃貸にした場合のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
賃貸は引っ越しの自由度が高く、転勤やたくさん引越ししたい人には向いていると言えます。
収入が減ったら家賃の低い住宅へ住み替え、収入が増えたら少し高い住宅へ住み替えるなど、収入に合わせて自由に引っ越しをするといったこともできます。
その一方で、住宅の内装の自由度は低く、内装のカスタマイズは限られたものになります。
また、老後に年金生活になってからだと賃貸契約が断られるケースもあります。
メリット
- 初期費用がマイホームより少ない
- 引っ越しの自由度が高い
- 収入に合わせて住み替えができる
- 修理費を支払う必要がない
- 固定資産税の支払う必要がない
デメリット
- 家賃、更新料を支払い続ける必要がある
- 自由度が低く内装のカスタマイズが制限され、リフォームもできない
- 物件の選択肢がマイホームより少ない
- 老後の入居条件が厳しくなる場合がある
3.賃貸とマイホームでかかる費用はどちらが多い?
賃貸とマイホームだとかかる費用はどちらが多くなるのでしょうか?
実際のところ、同じ持ち家を買っても、同じ家賃の家を借りても、かかる金額は人により異なり、単純に比較するのはとても難しいです。
マイホームであれば、家族の人数や住宅ローンの借入額や金利などによってかかる費用は変わります。
賃貸であれば、住み替える頻度や引越しの費用がいくらかかるかも人により異なるでしょう。
そこで、ここでは賃貸とマイホームにかかる費用には何があるのかをご紹介します。
詳しく知りたい方はファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
賃貸の場合
- 敷金・礼金
- 仲介手数料
- 家賃保証料
- 家賃
- 管理費
- 更新料
- 火災保険料
マイホームの場合
- 住宅購入時の頭金
- 住宅ローン支払い
- 修繕費、メンテナンス費
- 固定資産税
- 火災保険・地震保険料
- 管理費※マンションの場合※
- 修繕積立金※マンションの場合※
マイホームの頭金と住宅ローンの支払いは、返済期間や金利、借入額などによって異なりますが、多額の費用がかかります。
修繕費やメンテナンス費は住宅の状態によってかかる費用に変わるため、定期的なメンテナンスを行い大規模な修繕にならないようにすれば修繕コストは比較的抑えられるでしょう。
4.まとめ
マイホームと賃貸にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、どちらがよりお得というのは人それぞれのライフスタイルや考え方によって異なるため、一概には言えません。
マイホームの場合は、初期費用の金額が多くなることがありますが、自分好みの住まいを自由にカスタマイズでき、自己資産として所有できるというメリットがあります。
ただし、維持管理にも多くの費用がかかるため、まとまった予算を確保しておく必要があります。
一方賃貸の場合、初期費用は低く抑えられますが、住み続ける限り家賃を支払い続けることになります。
また、引っ越しの自由度は高いですが、内装の自由度が低く、内装や設備のカスタマイズが制限されます。
マイホームと賃貸どちらを選択するにしても、自分のライフスタイルや将来のライフプランに合わせて、慎重に検討するようにしましょう。